心臓病の3歳児に「チャンスを」 両親ら、移植実現へ募金呼び掛け
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 重い心臓病を患い、入院生活が続く上原旺典ちゃん=7月、東京都世田谷区の国立成育医療研究センター(おうちゃんを救う会提供)
 重い心臓病を患い、入院生活が続く上原旺典ちゃん=7月、東京都世田谷区の国立成育医療研究センター(おうちゃんを救う会提供) 重い心臓病で、補助心臓のホースを体に付けて入院中の上原旺典ちゃん=9月、東京都世田谷区の国立成育医療研究センター(おうちゃんを救う会提供)

 重い心臓病を患い、補助心臓を付けて治療中の上原旺典ちゃん(3)=東京都小金井市=を救おうと、両親や支援者が、米国での心臓移植手術を実現するため、募金への協力を呼び掛けている。目標額には2億円以上不足。病院から一歩も出られず、血栓や感染症などのリスクを常に背負う旺典ちゃんに「生きるチャンスを与えてください」と訴えている。

 生後9カ月で「拡張型心筋症」と診断されて以来、入院生活を送る。胸の下から差し込まれた補助心臓のポンプは肌に密着し、まるで体の一部のよう。ポンプと空気圧を作り出す医療装置は2メートルのホースでつながれていて、この範囲でしか自力で動けない。

 補助心臓での治療には血液が固まりにくくなる投薬が必要なため、転ぶなどの衝撃があると脳出血で命の危険があり、母や祖母ら家族が24時間、病室で見守る。体が成長していく中、いつまで補助心臓に頼ることができるかも見通せない。

 国内で移植をできないか探ったが、子どもの移植例は少ないため実現可能性が低い。米国での移植に必要な費用は3億5千万円。募金開始から2カ月で約1億3千万円が集まったが、必要額までは遠い。

 両親の良太さんと歩さんは「これまで募金してくれた方々に本当に感謝しています。身勝手なお願いですが、旺典の命を諦めたくありません」と話している。

 振込口座は、みずほ銀行三鷹支店普通口座1945830など。「おうちゃんを救う会」のホームページに振込先を掲載している。クレジットカードや「Yahoo!ネット募金」でも可能。

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