元県埋文・唐沢さん(前橋)「民衆宗教遺跡研究の展開」出版 古墳祭祀や墓を対象に 人々の「無念」探る
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研究成果を「民衆宗教遺跡研究の展開」としてまとめた唐沢さん

 元県埋蔵文化財調査事業団事業局長で立正大非常勤講師の唐沢至朗さん(66)=前橋市下大島町=が研究成果をまとめた「民衆宗教遺跡研究の展開」(高志書院)を出版した。考古学的方法に基づき、古代から近代までの民衆の宗教活動に焦点を当て、現代にも通じる心情表現を探った。

 唐沢さんは長年、民衆が主体的に活動した宗教行為の場の痕跡である民衆宗教遺跡について研究。小規模な塚や墓地、祀(まつ)り場などに着目し、2003年には前著「民衆宗教遺跡の研究」(同)を出版している。A5判、260ページ。6480円。県立図書館や前橋市立図書館などにも寄贈した。

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