小さな子にドラマを 「かいけつゾロリ」原さんが前橋でサイン会
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子どもとの写真撮影に応じる原さん(中央)

 人気児童書シリーズ「かいけつゾロリ」の著者、原ゆたかさんのサイン会が12日、群馬県の紀伊国屋書店前橋店で開かれ、子どもたちがあこがれの作家とのひとときを楽しんだ。原さんは上毛新聞の取材に応じ、「小さい子でも読めるドラマを、と思って書き続けている。ゾロリが本をおもしろいと感じるきっかけになれば」と創作への思いを明かした。

◎えとにちなみ「イシシ」「ノシシ」活躍の新作も執筆

 最新刊「ロボット大さくせん」(ポプラ社)の発売を記念して開かれた。原さんは取材に対し、内容はある人気アニメに着想を得たことを明らかにし、「何のためにロボットが動くのかをテーマにした話をずっと書いてみたかった」と話した。

 シリーズは30年の歴史があり、親子でファンになるケースも多い。原さんはハリウッド映画を手本に構成などを考えていると説明。「本は娯楽。子どもでも挫折せずに読み終え、一冊読んだという満足感を味わえるような作品を目指している」とした上で、「ゾロリにはあまり武器を持たせたくない。おならと『オヤジギャグ』で戦わせたい」とユーモアを交え、こだわりを語った。

 年にちなみ、イノシシのキャラクター「イシシ」と「ノシシ」が登場する新作を執筆しており、今年中の発刊予定という。

 サインをもらった高崎八幡小1年の岡本紗弥さんは40冊以上を読んだゾロリファンの一人。「危険な場所でもなぜかおならで解決する所が好き」と笑う。母親の良子さん(35)は「笑えるし、勉強にもなる。本が好きになるきっかけになった」と話した。

 上毛新聞社は2017年に創刊130周年記念事業として「かいけつゾロリ大冒険展」を高崎市で開催した。

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