無幻が揮毫 江戸期の旗 赤鳥居に文字の書家 10日に一般公開 前橋・時沢 
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10日に公開されるのぼり旗
のぼり旗を手にする関係者

 江戸中期の京都で活躍した群馬県吉岡町出身の書家、角田無幻(むげん)(1743~1809年)の揮毫(きごう)とみられる、のぼり旗2組が前橋市富士見町の時沢地区で見つかった。片方が保管されていた時沢神社の総代会は10日、時東住民センターで一般公開する。総代長の岡田憲一さん(72)は「郷土の偉人に光を当てる機会としたい」と話す。

 旗は同神社と、近くにある時沢不動尊で2017年4月に見つかった。署名や落款に「無幻」「無原」などの文字が確認でき、市外で保管されている他の作品と筆致が似ているという。

 神社の旗は長さ11メートルほどで、「神之為徳其盛乎」の文字が書かれている。「昭和三十一年十月吉日」とあり、この時期に新調されたとみられる。不動尊の旗は約7メートル。「奉献御宝前」の文字がある。

 公開は午前10時~午後3時。見学無料。問い合わせは中束さん(電話027・288・3063)へ。

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