《おんすてーじ》群馬から世界目指す R&Bシンガー・RIRIさん 
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セカンドアルバム「NEO」をアピールするRIRIさん
イオンモール高崎で開かれたFMぐんまの公開収録で熱唱するRIRIさん

 圧倒的な歌唱力で注目を集めているR&BシンガーのRIRIさん(19)=群馬県伊勢崎市出身。小学6年で世界的音楽プロデューサーの目に留まり、音楽の世界に一歩を踏み出した。

 高校時代に上京。学業との両立に苦労しながらもインディーズで腕を磨き、昨年2月にファーストアルバム「RIRI」でメジャーデビューした。同11月にはセカンドアルバム「NEO」を矢継ぎ早にリリース。R&B以外のさまざまなジャンルの楽曲にも挑戦するなど成長した姿を見せた。

 20日にアルバムと同名のツアー「NEO」の一環として高崎市で凱旋がいせんライブを行う。本県の自然を愛する歌姫は「群馬から世界に羽ばたくアーティストになって、いつまでも群馬のファンを大切にしていきたい」と意気込んだ。

 数千人の観客を前に歌い始めると、震えるほどだった緊張が解け、心の底から楽しい気持ちが湧き上がって来た。「ずっと歌い続けたい」。伊勢崎市出身のR&Bシンガー、RIRIさん(19)は東京国際フォーラムで開かれたオーディションで歌った瞬間をこう振り返る。

■オーディション
 R&B好きの母の影響で、子どもの頃からマライヤ・キャリーらの歌に囲まれて育った。小学6年の時、世界的音楽プロデューサーのデイヴィッド・フォスター氏が主催したオーディションに応募。決勝に残り、歌手としての一歩を踏み出した。

 中学1年のとき、スポーツメーカー「アシックス」が若者の夢を応援する企画でグランプリを受賞。副賞として贈られたニューヨーク旅行では、地下鉄の乗客が急にギターを弾き始め、周りの人が歌い出してミニライブさながらに盛り上がる瞬間に遭遇した。街に音楽があふれ「世界で勝負したい」という気持ちが高まった。

 尊敬するR&BシンガーのAIさんに会い、同じ事務所に所属した。今では「本当に優しいお姉さん」と頼るほどの間柄。連絡を取りあい、ことあるごとに歌い方などの助言をもらっている。

■作詞は故郷で
 高校生で上京し、学校に通いながらインディーズで腕を磨いた。高校2年の夏休みには米ロサンゼルスで楽曲を制作。音楽を記録する「トラック」に、ぶっつけ本番でメロディーを付けていく作業に挑戦した。作曲家がかっちりと楽曲を作る日本とは違い、その場で楽しみながら作り上げる経験は大きな財産になった。

 作詞・作曲する時は故郷の自然に身を置きたくなる。「目の前に広がる湖や山を見ていると、心が落ち着き、歌詞が浮かんでくる」。昨年2月のメジャーデビューアルバム「RIRI」で一番お気に入りの曲「プロミスロード」は赤城大沼の湖畔に張ったテントで作ったという。

 昨年11月には2枚目のアルバム「NEO」をリリース。ヒップホップを取り入れたり、ダンスミュージック風の曲を入れるなど、R&B以外のジャンルにも挑戦した。米国人ラッパーのスイーティーさんや清水翔太さんともコラボ。「進化した自分を表現できた」と笑顔を見せる。

 現在はワンマンツアー中。20日にはclub FLEEZ(高崎市宮元町)で公演する。「昔から応援してくれるファンがいる群馬でもたくさんライブをしたい」と話す。

 目標はグラミー賞。「世界で活躍してグラミー賞を取り、夢に向かうことの大切さを伝えられるアーティストになりたい」と高みを見据えた。

 りり 1999年生まれ。伊勢崎出身。2017年6月にリリースした「RUSH」がiTunesチャートで1位を獲得。18年2月に「RIRI」でメジャーデビュー。11月にセカンドアルバム「NEO」を発売し、全国ツアー中。

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