B29墜落写真の別カット発見 邑楽の元町長・相場さん方で
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相場一夫さん方で今年新たに見つかったB29墜落直後の写真(右)。空中の黒い影は飛び散った機体の破片の可能性がある。左はこれまでに伝わってきた墜落直後の写真

 太平洋戦争末期の1945年2月に群馬県邑楽町秋妻地区に米軍の爆撃機「B29」2機が墜落した直後の写真を撮影した元邑楽町長の相場定利さん(故人)=同町藤川=方で、これまでに伝わってきた写真とは黒煙の流れる方向が異なる別カットが見つかった。

 相場さんはカメラを隠し持って墜落現場の田んぼに向かい、墜落から1時間ほどたった機体を撮影したとみられる。

 長男の一夫さん(72)が2月に押し入れに入った現像機を片付けようとしたところ、印画紙袋に入った写真約150点の中から墜落現場を写したベタ焼き(35×48ミリ)4点を発見した。一夫さんは「機体の破片のようなものが空中に飛び散っているように見える。父は身の危険を感じながら撮影したのだろう」と話す。

 町文化財調査員の大塚孝士さん(72)は「黒煙の位置と形が、これまでに知られていた写真とはまったく異なる。相場さんがネガを保管していたのは間違いない。黒い点の一部は機体の破片の可能性がある」と話した。

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