榛名山噴火と遺跡学ぶ 二ツ岳で痕跡探し 集落再現VR体験
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 群馬県渋川市内に点在する遺跡をつくる原因となった榛名山の噴火について理解を深めてもらう現地ツアーが11日、同市で開かれた。市民ら約20人が榛名山二ツ岳を歩いて噴火の痕跡を探したり、国指定史跡黒井峯遺跡で古墳時代の人々の暮らしを疑似体験したりした。

 参加者は二ツ岳の山すそを歩きながら地質や堆積物を観察。火山灰考古学研究所の早田勉所長が火山灰や軽石の色や大きさ、岩の表面の割れ目といった特徴を示して噴火の様子を説明した=写真

 黒井峯遺跡では、市文化財調査委員で、発掘を担当した石井克己さんが発掘当時の様子を交えて説明。被災前の集落を再現するスマートフォン向けVRアプリも体験した。

 ツアーは市教委が主催。参加者は先月、早田所長の講義で噴火に関して事前学習した。須田賢一さん(69)=同市赤城町=は「講義で聞いたことを確かめられるのがいい。地層を見て、さらに興味が膨らんだ」と話した。

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