蛍光絹糸で刺しゅう 現代美術作家の竹村さんが7月から展覧会
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「これからも進歩し続けるだろう群馬のシルクの今を作品にしたい」と語る竹村さん

 群馬県高崎市の現代美術作家、竹村京さん(44)が県産シルクを使った作品制作に取り組んでいる。昨年秋からは県蚕糸技術センターの提供を受け、緑色の蛍光シルクを作る遺伝子組み換え蚕(GM蚕)の絹糸を新たな素材として取り入れた。「絹の長い歴史と、最先端の群馬のシルクの今を作品として残したい」と竹村さん。県立近代美術館で7月13日から開かれる展覧会に向けて意気込んでいる。

 展覧会は写真家、長島有里枝さん(東京都)との2人展で、テーマは「まえといま」。竹村さんはトランプや壊れた電球をレース地で包んで蛍光シルクで刺しゅうを施し、時間の経過や記憶を表現。現代美術作家で夫の鬼頭健吾さん(42)の使った筆約100本にも刺しゅうする。このうちトランプは、時代や国を超えて共通認識されることから、8年ほど前から作品にしている。

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