《支局ルポ》車椅子のまま大空へ 伊勢崎で熱気球体験
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 真夏の青空にカラフルなバルーンが映えた―。病気や障害のある子どもとその家族に夏休みの思い出をつくってもらおうと、放課後等デイサービスを運営するNPO法人りぼん(群馬県伊勢崎市上諏訪町)は9日、熱気球搭乗体験会を伊勢崎殖蓮中校庭で開いた。どんな景色が映るのか確かめたくて、一緒に参加した=写真上。(伊勢崎支局 田島聡子)

 体験会は同市に拠点を置く熱気球愛好者グループ「ぐんま夢座」が協力。午前6時のスタート時は風もなく穏やかな天候に恵まれ、代表の橋詰純一さん(65)は「最高のコンディション」と太鼓判を押した。

 参加者は約80人。4、5人ずつ順番にロープで係留された熱気球に搭乗し、地上15メートルの景色を楽しんだ。うれしそうに乗り込む子もいれば、最初は怖がったり不安そうな様子の子も。地上に降り「頑張ったね」「乗れたね」などと声を掛けられると笑みを浮かべた=同下

 かごは車椅子のまま乗ることができ、普段は思うように外出ができない子も別世界の景色に触れた。同市の菊池清子さん(50)は、脳性まひで普段は寝たきりが多いという長男の光太郎さん(17)と参加。「こういう機会はめったにない。今日は安心して参加でき、いい体験ができた」と喜んだ。


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