「怖さの先に面白さ」 作家・イシズマサシさんの絵本が話題に
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「思い出深い群馬で絵本が広まればうれしい」と話すイシズさん

 作家のイシズマサシさん(本名・石津昌嗣、56)=東京都新宿区=が、主人公の少年に起こる奇妙な出来事を描いた絵本「あっちがわ」(岩崎書店、1512円)を出版した。読者から「怖い」「面白い」といった反響があり、群馬県でも書店や読み聞かせ団体などから好評を得ている。

 イシズさんは広島県生まれで、武蔵野美術大を卒業し、作家、写真家、絵描きとして活動。映画「月とキャベツ」の写真集の撮影で中之条町に長期滞在したこともある。

 同書は「かげ」「よげん」など15話を収録。見開きごとに話が展開し、謎めいた文章と独特の色調の絵が不気味な印象を与える。イシズさんが幼少期に抱いた感覚が題材で、「生まれ育った古里の風景や戦後の平和教育などが心象風景となって表れている」と語る。

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