観世流・下平さん、「鬼」テーマに演能 萬斎さん狂言も 来月13日に高崎
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「鉄輪」の一場面
左から野村萬斎さん下平克宏さん

 群馬県高崎市出身の観世流能楽師、下平克宏さんが主宰する第14回高崎演能の会(高崎財団共催)が9月13日、同市文化会館で開かれる。昼と夜の2部構成で、東京五輪・パラリンピック開閉会式を演出する総合統括責任者となった狂言師の野村萬斎さんが昼夜とも出演。下平さんは「今回は“鬼”がテーマ。人の心の奧に潜むさまざまな鬼を対比しながら見てもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 昼の部(午後2時開演)は、下平さん、萬斎さん、下掛宝生流の殿田謙吉さんの3人が能と狂言の特徴などについて語る。能「土蜘蛛つちぐも」は、クモの糸を次々と繰り出すスペクタクルな場面で有名な切能。
 夜の部(午後6時半開演)は蝋燭ろうそく能「鉄輪かなわ 早鼓之伝はやつづみのでん」で、夫に捨てられ、都の外れの貴船神社に「うしの刻参り」する都の女の復讐ふくしゅう劇。中入り前に、都の女が鬼女の片りんを見せて妖しく変わる特別演出が見ものだ。

 狂言は萬斎さんが「長光」(昼の部)と「成上り」(夜の部)にそれぞれ出演する。

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