国内最大級 高崎芸術劇場が開館 合唱団が第九高らかに船出祝う
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大劇場で「歓喜の歌」を響かせる群響と高崎第九合唱団ら
式典であいさつする富岡市長

 群馬県高崎市の文化施設「高崎芸術劇場」(同市栄町)の開館記念式典が20日開かれた。大劇場では世界的歌手を迎え、群馬交響楽団と高崎第九合唱団約380人が「歓喜の歌」で知られるベートーベン「交響曲第9番」を高らかに響かせ、新たな船出を祝った。

◎「劇場は市民、県民の子どものよう」 愛される劇場へ最初の1ページ
 音楽ホールで行われた式典で、富岡賢治市長は「高崎の音楽、文化の発信拠点にしたい。かわいがってほしい」とあいさつ。群響の前音楽監督で指揮者の大友直人さんは「劇場は市民、県民の子どものよう。長い時間をかけて育てていただきたい」と話した。

 福田康夫元首相は「劇場を拠点に市と県が大きく羽ばたくよう心から願う」、山本一太知事は「劇場と高崎アリーナ、Gメッセ群馬が相乗効果で発展できるよう、県としても全力を尽くす」と祝辞を述べた。

 2回開かれた記念演奏会は宮川彬良さんが高崎をイメージして作曲した「KERENZAKI(ケレンザキ)」で開幕。クリスティン・ルイスさん(ソプラノ)、中嶋彰子さん(メゾソプラノ)、ペーター・ロダールさん(テノール)、泉良平さん(バリトン)に合唱団が加わり、圧巻の「歓喜の歌」で聴衆4千人を魅了した。

 夫婦で鑑賞した同市の金井徹さん(77)と久代さん(72)は「音が良くて鳥肌が立った。建物も立派」と感動した様子。式典で演奏した元群響コンサートマスターの風岡優さん(69)は「満席でも音が響き、演奏する側も弾きやすい。理想的なホール」と話した。

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