秋篠宮さまが富岡製糸に 絹産業の歴史に関心
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繰糸所を視察される秋篠宮さま=2日午後1時40分ごろ、富岡製糸場

 秋篠宮さまは2日、群馬県富岡市の世界文化遺産、富岡製糸場を初めて視察された。農業の発展などを図る大日本農会(東京)の総裁として訪れた。同会の農事功績者表彰を受章した富岡、前橋両市の農家も訪問し、桑の加工場やほ場、畜舎の現状をそれぞれ確かめた。

 製糸場の東置繭所では、実業家の渋沢栄一が携わった設立の歴史や、長野県から来た工女、和田英に関することなどについて説明を受け、真剣な表情でうなずいていた。2階にある「鼠小僧」という昔の落書きに、ほほ笑んだりする場面もあった。繭から糸を取り出す繰糸所も巡り、機械の変遷について尋ねていた。

 居合わせた観光客や市民には笑顔で応じた。視察終了後は「楽しく見学できました」と話したという。

 応対した結城雅則・富岡製糸場総合研究センター所長は、蚕の品種に関して問われた点などを挙げ、「いろいろなことにお詳しかった。製糸場は皇室と養蚕を通じてつながりが深い。引き続き保全していきたい」と語った。

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