言葉遊びに注目して 元教諭・荻原さんが伊勢物語の研究を出版
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「伊勢物語 その遊戯性」を出版した荻原さん

 群馬県太田市新田上田中町の元高校教師、荻原晃之さん(73)が、「伊勢物語 その遊戯性」を上毛新聞社から自費出版した。平安文学の研究に長年取り組んでおり、伊勢物語の歌の折句や掛詞などに着目し、言語遊戯についてまとめた。

 伊勢物語は平安初期の歌物語。作者は不詳で、209首(流布本によって異なる)収められている。荻原さんが着目した折句は言葉遊びの一種。同物語の「『か』らころも/『き』つつなれにし/『つ』ましあれば/『は』るばるきぬる/『た』びをしぞおもふ」の歌では、頭文字を取ると「カキツバタ」と花の名が折り込まれている。

 四六判。213ページ。1800円。20日から県内主要書店で販売される。問い合わせは上毛新聞社出版部(電話027-254-9966)へ。

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