生誕120年 萩原恭次郎の前衛性に迫る 前橋文学館で企画展
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遺族から寄贈、初公開された萩原恭次郎の衣装=前橋文学館

 前橋市出身の詩人、萩原恭次郎(1899~1938年)の生誕120年を記念した企画展「何物も無し!進むのみ!」が2日、群馬県の前橋文学館で始まる。遺族から寄贈された恭次郎の着物や羽織などを初公開するほか、第1詩集「死刑宣告」や自筆原稿など資料約120点を展示し、恭次郎の前衛性に迫る。関係者向けの内覧会が1日、開かれた。

 初公開の着物や羽織は次男の金井和郎さん(92)=同市石倉町=と妻の和子さん(89)が10月に寄贈。大島つむぎの着物と羽織は、和子さんが24歳で嫁いだ時、恭次郎の妻、ちよから渡され、和郎さんが着られるように丈詰めをした。他のはかまなどは風呂敷に包んで大切に保管していたという。和郎さんは「節目に寄贈できて良かった」と話す。

 記念展は県立土屋文明記念文学館(高崎市)と連携して企画。県立は12月15日まで、前橋文学館は来年1月26日まで開催。問い合わせは同館(電話027-235-8011)へ。

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