保存と伝承 決意新た 渋川「上三原田の歌舞伎舞台」創建200年祭
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木やりを披露しながら入場する伝承委員会
初の試みとしてシェークスピアの作品も上演された

 国指定重要有形民俗文化財「上三原田の歌舞伎舞台」の創建200年祭(同祭実行委員会主催)が2日、群馬県渋川市赤城町の同舞台で始まった。地元の地芝居団体や児童の歌舞伎、人形芝居などのほか、初の現代劇が上演された。観客は芝居とともに、舞台中央が回転するといった特殊な仕掛けや、スギや竹で組まれた大掛かりな客席の屋根など、この舞台ならではの見どころを楽しんだ。

 地元住民でつくる上三原田歌舞伎舞台操作伝承委員会(長岡米治委員長)の木やりで開幕。長岡委員長は若手の委員が屋根付き客席の設営技術の習得に力を入れたことなどに触れ、「これからも舞台を保存し、伝承していかなければならない」と決意を述べた。渋川三原田小歌舞伎クラブは「白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場」を上演。堂々と見えを切る姿に、客席から掛け声とともに「おひねり」が飛んだ。演劇プロデュース「とろんぷ・るいゆ」はシェークスピア作の「夏の夜の夢」をユーモラスな演技も交えて披露した。

 3日は午前8時開場、同8時20分開始。無料。


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