《映画「影踏み」 想い重ねて (7)》早速、ファン“巡礼地” ドライブイン七輿オーナー・木村清さん
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妻のふじ子さん(右)と二人三脚で店を切り盛りする木村さん

 中尾明慶さん演じる「バッタ屋」が登場する場面の撮影で店舗を提供した。映画「影踏み」を見たら、事務所や外観、ごみ捨て場まで映っていてうれしくなった。ポスターをたくさん張って宣伝している。

 20年ほど前に撮影されたVシネマをきっかけに、映画やバラエティー番組のロケ隊が来るようになった。「昭和レトロなたたずまいが絵になる」との話を聞く。篠原哲雄監督も気に入ってくれた。ロケハンで店に入るなり、「よっしゃー」と喜んでいた姿が忘れられない。

 1975年の創業当初から、うどんやラーメン、ハンバーガーなどの自動販売機を置いている。サラリーマンやトラック運転手の利用が多い。自家製のチャーシュー麺が人気メニューだ。

 「影踏み」の撮影後、半年ほどたってから出演者のファンが訪れるようになった。上信越道ができて、ドライブインとしての需要は減ったが、各種ロケの反響は大きく、店をやっていて良かったと思う。出演者の今後の活躍を楽しみに、体が動くうちは続けたい。

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