《映画「影踏み」 想い重ねて (8)》地域の温かさが支え 伊参スタジオ映画祭実行委員会副委員長・遠藤瑞映さん
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伊参スタジオ映画祭でスタッフとともに記念品を準備する遠藤さん(右から2人目)

 映画「月とキャベツ」のファンサイトを1998年に立ち上げた縁で、伊参スタジオ映画祭に発足から関わった。映画「影踏み」製作委員会にも名を連ねた。映画祭で公開初日を迎えることができ、本当に良かった。

 「月とキャベツ」はビデオテープがすり切れるほど何度も見た。篠原哲雄監督の作品は見終わった後に前向きな気持ちになれる。「影踏み」も、最後に救いがあるのがいい。

 主演の山崎まさよしさんが、県内ロケを通して作ったサウンドトラックと主題歌も魅力。貴重な群馬産の音楽映画だと思う。

 さかのぼれば、映画「眠る男」(96年)は群馬交響楽団による音楽、さらに「ここに泉あり」(55年)は群響が題材だった。群馬は音楽を楽しむ文化が根付いているのかもしれない。

 これまで人との縁に恵まれ、中之条町の温かさに支えられてきた。「影踏み」もそうした中で生まれた。地元発の映画として、自信を持って送り出したい。(おわり)


 ※文化生活部・井上章子が担当しました。

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