障害者の可能性信じて ダウン症の書家・金沢さん揮毫 母・泰子さん講演 前橋
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力強く「飛翔」としたためる金沢翔子さん(右)

 東京五輪公式ポスターの制作アーティストにも選ばれたダウン症の書家、金沢翔子さん(34)=東京都大田区=の歩みから、障害者の可能性や共生社会について考えるイベントが18日、前橋市江木町のあそか会館で開かれた。翔子さんは力強く席上揮毫きごうを披露し、母の泰子さん(76)が講演した。約300人が障害によって左右されない生き方や、子どもが持つ無限の可能性について学んだ。

 翔子さんは5歳から泰子さんに師事し、書を始めた。20歳で東京・銀座で初個展を開催。30歳で「世界ダウン症の日」に合わせ国連本部でスピーチするなど国内外で活躍する。この日のイベントは「可能性を切り拓く。」をテーマに開かれた。翔子さんは、席上揮毫で20秒ほど手を合わせて精神統一し、書き始めた。緊張感あふれる中、ゆっくりと力強く、「飛翔」と書いた。「元気やハッピー、感動を届けたいと、心を込めて書きました」と語り、会場を沸かせた。

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