《ぐんま再発見》優れた寺社彫刻 知られざる傑作に光
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絢爛豪華な装飾が目を引く富岡市の妙義神社

 群馬県内には優れた彫刻が施された神社や寺が数多くあるものの、広く知られていないのが実情だ。特に神社装飾の芸術性は江戸時代に向上したとされ、江戸や日光東照宮(栃木県日光市)に比較的近い群馬県にも技術が伝わるなど影響を与えたとみられる。観光面での活用も視野に入れ、県教委は本年度、県内の寺社約380カ所の調査に着手した。2年計画で、近世の建物が複数現存する群馬県の特色に改めて光を当て、魅力を掘り起こそうとしている。

 妙義山の麓にある妙義神社(富岡市)。杉木立の中できらびやかな本社がひときわ異彩を放つ。青や緑、金などに彩色された唐獅子、鳳凰、波などの彫刻が軒下や壁面に施され、こうした絢爛けんらん豪華な装飾が参拝客の目を引きつけている。

■日光から影響
 本社は拝殿と幣殿、ご神体を祭る本殿で構成する。川島邦夫宮司は「本殿が最も丁寧に造られている」と説明。同神社の拝殿の柱は黒塗りで、本殿は柱に金箔きんぱくが施されており、「後ろにある本殿までぐるりと見学してほしい」としている。


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