大寒に熱い合戦 400年の歴史 長野原・川原湯で湯かけ祭り
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 温泉の湯をかけ合う奇祭「湯かけ祭り」が大寒の20日早朝、群馬県長野原町川原湯の川原湯温泉共同浴場「王湯」で開かれた。3月末に完成予定の八ツ場ダムのダム湖に臨む会場で、下帯姿の男たち約50人が氷点下7度の厳しい寒さに負けず、おけで豪快に湯をかけ合った=写真

 夜明け前の午前5時ごろ開始。神事の後、総大将の篠原たけしさん(43)=同町川原湯=の掛け声を合図に、紅白に分かれた参加者が「お祝いだ、お祝いだ」と叫びながら湯かけ合戦を繰り広げ、周囲は白い湯煙に覆われた。その後、紅白のくす玉を割って、中に入っていたニワトリを奪い合った。

 約400年前、温泉が枯渇した際にニワトリをささげて祈願したところ、再び湯が湧き出し、住民が湯をかけ合って喜んだことが起源とされる。

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