群馬交響楽団 公演はベトナムで 資金調達にCF型ふるさと納税
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 群馬交響楽団の四半世紀ぶりとなる海外公演について、県がベトナム開催に向け調整していることが21日、分かった。県は同国政府と経済交流や人材活用に関する覚書を交わしており、文化交流で関係性をより強固にする狙いがある。県民に支えられ発展してきた群響の歴史を踏まえ、資金調達にクラウドファンディング(CF)型のふるさと納税などを活用する。今年後半となる冬の開催が見込まれる。

 県はベトナム政府との間で、2016年に経済交流について、17年に技術者や技能実習生の育成・活用について、覚書を交わしている。県内企業の現地進出やベトナム人の雇用が増えており、今後のインバウンド(訪日外国人客)の増加につなげる上でも、同国との友好関係強化が重要度を増している。

 海外公演の事業費は1億円前後になるとみられ、県は国の補助事業の活用もにらみながらCF型ふるさと納税の目標額を設定する。募集期間は6~8月ごろとなる見通し。法人からの支援も広く募るため、企業版ふるさと納税も活用する。

 返礼品は、ゲネプロ(本番前の通し稽古)の鑑賞や演奏会のチケットなどが想定されるが、県内の寄付者に対する特典は制度の仕組みを踏まえながら今後検討する。

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