作品を窓際に ガラス越しで美術鑑賞を 休館中のアーツ前橋
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窓越しに作品を見る人

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休館している群馬県のアーツ前橋(前橋市千代田町)は、休止した「前橋の美術2020―トナリのビジュツ」展の作品を館外からガラス越しに鑑賞できるようにしている。

◎「どんなときにも隣に美術」
 5日から臨時休館し、47人の作家が参加していた同展(2月8日~3月15日予定)を休止。作家による滞在制作関連のイベントも変更を余儀なくされた。

 同展の休止を受け、同館の住友文彦館長が「何かできないか」と作家らに呼び掛けたところ、2月から市内で滞在制作をしている三枝愛さん(28)が「作品を窓際に移動すれば見てもらえるのでは」と提案した。

 参加作家の八木隆行さん(48)が他の作家に周知し、協力を得た。作品の一部を館外から見える位置に置き、今月末まで道行く人に楽しんでもらうことにした。

 住友館長は「閉じられてしまった美術館にも作品があり、作家がいることに目を向けてもらう時間をつくりたい。どんなときも隣に美術があることを忘れないでほしい」と呼び掛けている。

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