藤岡・高山社跡の入場券 リピーターはデザイン違いに
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4月1日から有料観覧した人に配られる入場券(右が表、左が裏面)

 世界文化遺産の高山社跡(群馬県藤岡市高山)で市外からの来場者への有料化(1人500円)が4月1日に始まるのに合わせ、藤岡市は「甲種高山社蚕業学校」の入学許可書をモチーフにした入場券を製作した。リピーターの増加につなげるため、2、3回目の来場者にデザインの違う「卒業証書」や「高山社社員証」を配る仕組みも取り入れる。市文化財保護課は「何度も足を運んでもらうきっかけになれば」としている。

◎2回目以降のデザインや仕様は非公開 「来場したときのお楽しみ」
 入場券は有料観覧した人への記念品として製作した。同校の学生服の色だったあさぎ色を使い、表面には「入学しょう」の文字のほか、当時の入学許可書に使用されていた高山社の実印も再現。裏面には養蚕にまつわる「入学試験問題」を掲載するなど“遊び心”もちりばめた。

 2回目の来場時に最初の入場券を提示すると、新たに卒業証書がもらえ、3回目は社員証が配られる。デザインや仕様は「実際に来場したときのお楽しみとして非公開」(同課)にしている。

 さらに、入場券を持って近くの高山社情報館を訪れると、高山社跡の母屋兼蚕室をデザインしたペーパークラフトももらえる。

 市は貴重な遺産を守り、後世に伝えるため、昨年11月に市外からの来場者を対象とする有料化を決めた。観覧料は保存整備費などに充てられる。

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