「人々を守って」 やんば水神の鐘をダム展望台に設置 長野原
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

 群馬県長野原町川原畑地区(中島泰区長)の住民が、八ツ場ダムに臨む無料展望台「やんば見放台」に、「やんば水神の鐘」を設置した。ダムが、渇水や増水から人々を守るという役割を果たせるように祈りを込めて鳴らす鐘であるとともに、観光客に撮影スポットとして活用してもらうことも期待している。

 制作したのは嬬恋村在住の廃材アーティスト、高橋耕也さん(54)=写真奥。廃材の鋼管を使って高さ2.3メートル、幅0.8メートルの枠を設け、鐘を鳴らすためのひもの先端には、昨年10月の台風19号(令和元年東日本台風)の際にダム湖「八ツ場あがつま湖」に滞留した流木を用いた。高橋さんは「世界に一つだけの音色になるように鐘の塗装に苦労した」と話す。

 展望台は現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため利用できないが、中島区長(71)は「(再開時には)観光客の楽しみと思い出になる鐘になってほしい」と期待する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事