《おん・すてーじ》学業、舞台に大活躍 アンジュルム・和田彩花さん
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「多彩なアンジュルムの曲を聴いてほしい」と話す和田さん
リーダーとしてアンジュルムを引っ張る和田さん(右から5人目)

 女性アイドルグループ「アンジュルム(旧スマイレージ)」で、リーダーを務める群馬県出身の和田彩花さん(23)。華やかなライブや舞台、テレビで活躍する。一方、大学院で西洋美術史を学ぶ学生としての顔も持つ。こうした知識やビジュアルを生かして美術本を出版するなど、その活躍は多彩だ。

 アンジュルムは今年7月、新たにメンバー2人が加わり、10人体制となった。13日には新曲3曲を収録した映像作品をリリース。現在は「モーニング娘。」なども所属する「ハロー!プロジェクト」のリーダーという重責も担う。「歌やダンス、演技の表現を深めたい」とさらなる飛躍を誓う。

◎オリジナルの表現追求

 「歌やダンス、演技の表現をより深めたい」。女性アイドルグループ「アンジュルム(旧スマイレージ)」のリーダーを務める和田彩花さん(23)は、大学院で美術史を学び、画家と向き合う中で高まった表現者としての目標をこう語る。

■変わる立ち位置
 13日発売の映像作品「マナーモード/キソクタダシクウツクシク/君だけじゃないさ…friends」には、浮き浮きするようなポップな曲から、しっとりと歌い上げる女性らしい曲など3曲を収録した。「楽曲ごとに違う雰囲気を楽しんでほしい」とアピール。映像についても「特殊なカメラで撮影した面白い作品に仕上がっている。ぜひ見て」と話す。

 アイドルグループ「モーニング娘。」に憧れて、2004年に研修生「ハロプロエッグ」に加入。6年後、スマイレージの一員としてデビューし、日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞した。研修生時代はアイドルに憧れるファンでしかなかったが、「曲をもらって活動するうちに、より深く表現したいと考えるようになった」という。

 かわいらしさを全面に売り出していたスマイレージとは変わり、大人数で激しく踊るアンジュルムは大人の雰囲気を漂わせる。少しずつ変わる自身の立ち位置について、「ハロー!プロジェクト(ハロプロ)の先輩たちの大人っぽい姿を見てきた。自分も同じように成長できてうれしい」とにこやか。

 今年からは「モーニング娘。」も所属するハロプロ全体のリーダーを兼ねる。先輩たちが積み重ねてきた歴史の重さを実感しつつ、来年の20周年に向けてハロプロを発信していきたいと意気込む。

■表現者の深みを
 大学では美術史を専攻。大学院に通う現在はフランスの画家、エドゥアール・マネを研究する。「画家は長い修業期間を経て、オリジナルの表現を見つけていく。私は研修生時代から10年以上たった。これからだと思っている」。表現者としての深みを出したいとの思いは揺るがない。

 群馬から東京に通う和田さん。県内で一番好きな風景は雄大な山並みだ。通学中に見ていた時から変わらない山の輪郭が原風景になっている。新幹線から見える高崎市の白衣大観音の大きな姿は、大仏と違った味わいがあり、好きなスポットという。

 「新曲をきっかけに、多彩なアンジュルムの曲を聴いてもらえたら、うれしい」。県民にこう呼び掛ける。

 わだ・あやか 1994年8月生まれ。2004年に「ハロプロエッグ」に加入。09年にスマイレージを結成してメジャーデビュー、14年にアンジュルムにグループ名を変更した。趣味は美術館や仏像巡り。アップフロントプロモーション所属。

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