萩原恭次郎へ宛てたはがき発見 詩人の川路柳虹から届く
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詩人の川路柳虹が恭次郎に宛てたはがき

 前橋市出身の詩人、萩原恭次郎(1899~1938年)が亡くなる2年半前に、口語自由詩を日本で初めて発表したことで知られる詩人の川路柳虹(1888~1959)から送られたはがきが見つかった。郷土詩人を中心に研究する元茨城大非常勤講師の石山幸弘さん(72)=前橋市=は「恭次郎の晩年の交流を知る上で貴重な資料」と話している。

 はがきは藤岡市生まれで萩原朔太郎を研究する東北学院大の久保忠夫名誉教授(94)=仙台市=が石山さんに託した。消印は昭和11(1936)年5月。川路が発行する詩誌「詩作」第3集への詩の投稿を呼び掛ける内容で「来月三四日 僕までに頂くと好都合です」と事務的につづられている。

 だが、久保さんが調べたところ、恭次郎は同誌の第1集には自作の詩2編を寄せたものの、第2集以降は掲載されておらず、川路の誘いに応じなかったとみられる。

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