人気企画をVR映像で 「廃線ウォーク」観光機構が映像公開
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廃線ウォークがVRで楽しめる=市観光機構提供
VRにつながるQRコード

 廃線で立ち入り禁止となった群馬県の信越本線新線の横川―軽井沢間を特別に歩く人気イベント「廃線ウォーク」が、VR(仮想現実)映像で楽しめるようになった。新型コロナウイルス感染拡大で外出自粛が続く中、自宅で旅行気分を味わってもらうのが目的。安中市観光機構の上原将太さん(28)は「気分転換のきっかけになればうれしい」と話している。

◎AIによる当時の車内放送も再現 終息したら足を運んで
 同区間は長野新幹線の開業に伴い、1997年9月に廃止された。同機構が2018年10月に散策するイベント「廃線ウォーク」を開始すると、全国各地から鉄道ファンら参加者が集まり、これまでに1800人超が訪れた。

 4~6月の大型観光企画「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」の目玉企画として注目されていたが、新型コロナウイルスの影響でイベントを休止している。計400人以上のキャンセルが発生したという。

 VR映像では普段は立ち入ることができないトンネル内部や線路上を進み、360度の景色を楽しむことができる。映像内では日本マイクロソフトが開発した女子高生キャラクターAI「りんな」が、かつて信越本線を走っていた「特急あさま号」の当時の車内放送も再現している。

 同イベントのホームページ(HP)から閲覧できる。上原さんは「VRをきっかけに廃線ウォークに興味を持ってもらいたい。実際は四季折々の景色が楽しめるので、ぜひコロナが終息したときには参加してほしい」と話した。

 問い合わせは同機構(電話027-329-6203)へ。

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