折り鶴で元気届ける 前橋・弁天通り 「七夕まつり」中止で企画
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コロナ終息を願って通りに飾られた大きな折り鶴=前橋市の弁天通り商店街

 新型コロナウイルスの影響で中止になった前橋市の三大祭り「前橋七夕まつり」に代わり、アーケードを折り鶴で彩る取り組みが、中心街の弁天通り商店街で行われている。コロナの終息を願って作られた大きな折り鶴や七夕飾りが通りを彩り、道行く人たちの気持ちを和ませる。商店主たちは「少しでも七夕気分を味わってほしい」と話している。

 北関東最大級の七夕祭りとされる「前橋七夕まつり」は、地元商店街や幼稚園児らが作る趣向を凝らした七夕飾りが人気で、例年大勢でにぎわう。70回目の節目となる今回は10~12日に予定されていたが、1951年の開始以来初めて中止となった。

 飾りは新型コロナによる外出自粛などで人出が減る中、七夕に合わせて地域を盛り上げようと千代田町三丁目青年会(大川亮太郎会長)が「今、僕たちがこのまちにできること。」と題し初めて企画した。

 商店街関係者や地域住民が協力し、通りの中央には体長1メートルほどの大きな折り鶴をはじめ、青や白、黄など涼しげな色の折り鶴を配置した。所々にある七夕飾りの短冊には「コロナ去り平穏願う」「無病息災」などの願いが記されている。飾りは今月中旬まで見られる。

 弁天通りで金物店を営む女性(78)は「若い人が頑張ってくれているので、にぎわいにつながってくれれば」と期待する。大川会長は「経済的な影響を受ける店もある。派手な企画はできないが、少しでも地域を元気づけたい」と企画への思いを語った。

 通りを挟んで弁天通りの南にある中央イベント広場には、新型コロナに関わる医療従事者らへのエールを込めた青い七夕飾りが登場した。飾りを設けた市まちづくり公社は、市民に好評として期間を10日から12日までに延長。「まつりの中止は残念だが、少しでも七夕気分を味わってほしい」としている。


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