音の力で世界を元気に 太田の高校生が学生オーケストラ団体
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ユーチューブで配信している「オンラインオーケストラUNITE」の演奏

 新型コロナウイルスの影響で閉塞感が漂う世界を音楽の力で元気づけようと、群馬県太田市のぐんま国際アカデミー(GKA)高等部の女子生徒2人が中心となり、リモート演奏を届ける学生団体「オンラインオーケストラUNITE」を立ち上げた。賛同した全国の高校生や音大生が参加。動画投稿サイト「ユーチューブ」で4日までに、演奏の配信を始めた。

 コロナ禍で各地の高校の吹奏楽部が活動休止に追い込まれる状況を受けて、楽器を愛好する栗原季暉ききさん(2年)と小倉愛菜まなさん(同)が3月ごろから企画した。4月下旬から、友人を中心にパート別で団員を募り、全国各地の吹奏楽部員や音大生ら計33人が集まった。同団体の代表は栗原さんが務める。

 栗原さんらは各地の団員たちに割り振った演奏の音源を集めて、専用アプリで音量などを調整した。編集した音源を一つずつつなぎ合わせて、最後は映像に重ねて配信用の動画を完成させた。

 配信している曲は、2017年に米国で製作されたミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の主題歌「This is Me」。栗原さんは「明るく、力強いメロディーで、演奏している私たちも、視聴者の皆さんも自然と笑顔になれると思った」と選曲理由を語る。

 今後も定期的に新しい演奏を配信していく方針で、海外からも団員を募るという。第2弾として、別の音楽団体とコラボして「ジブリメドレー」の演奏を届ける予定。今月下旬ごろから練習を開始し、11月ごろの配信を目指す。

 専用のインスタグラムも開設し、「オンラインオーケストラUNITE」の情報を国内外に発信していく考えだ。

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