歴博企画展の展示と図録 渡来文化研究で大賞 本県馬文化に焦点
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
県立歴史博物館で2017年に開かれた企画展の会場

 日本高麗浪漫学会などが優れた渡来文化の研究書に贈る「渡来文化大賞」に、群馬県立歴史博物館が2017年に開催した企画展「海を渡って来た馬文化~黒井峯遺跡と群れる馬~」の図録と展示が選ばれた。同展は朝鮮半島の飼育技術を取り入れ、古墳時代に本県など国内に広がった馬文化に焦点を当てており、学術的に高く評価された。表彰式は9日、埼玉県日高市の高麗神社で行われる。

 今回の大賞は17年1月から18年12月末の業績が対象。17年9月30日から11月26日に開かれた企画展は、県名のルーツが古代に馬の一大生産地だったことにあると考えて企画。図録では馬の飼育の痕跡がある黒井峯遺跡、金井遺跡群をはじめとする県内の遺跡を紹介。馬が内陸交通を発展させ、律令りつりょう国家形成の礎となったことを示す構成となっている。韓国の古墳の馬具副葬品にも触れ、日韓の盛んな交流にも光を当てた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事