小栗上野介の墓の参道改修へ 整備費募る 高崎・東善寺
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石が半分むき出しになり、落石の危険性がある参道脇の斜面

 日本の近代化を進めた江戸時代末期の幕臣、小栗上野介忠順(1827~68年)の菩提寺である東善寺(群馬県高崎市倉渕町権田)は今秋、寺の境内にある「小栗上野介忠順の墓」へ向かう参道の改修工事を行う。参道は約50年前に整備されたが、度重なる台風の影響などにより、落石の危険がある場所や木の根が伸びて石段が割れている部分が増えている。

 墓は、小栗が隠せい先の旧権田村で新政府軍(東山道総督府)に斬首された後、明治時代初めに造られた。寺の西側に家臣や小栗の家族の墓があり、そこから石段を200メートルほど上った竹林の中に小栗の墓がある。

 1953年には県指定史跡にもなり、小栗の功績をたたえて全国各地から人が訪れる。近くには寺の歴代住職や近隣住民の墓も位置する。

 寺によると、部分的な改修は行ってきたが、大規模な工事は今回が初めて。村上泰賢住職は「全国各地から訪れる参拝客に、安全にお参りしてもらえるように整備したい」と話している。

 改修工事に向けた募金を受け付ける(一口2千円)。問い合わせは同寺(027-378-2230)へ。

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