高崎・綿貫観音山古墳の出土品3346点を国宝指定 官報告示
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 萩生田光一文部科学相は30日付の官報で、群馬県高崎市の綿貫観音山古墳から出土した金属製の装身具や埴輪はにわなど計3346点を国宝に指定すると告示した。本県関係の国宝は、太田市出土で東京国立博物館収蔵の埴輪「武装男子立像」、世界遺産の富岡製糸場(富岡市)に続いて3例目。

 出土品のうち副葬品の銅水瓶どうすいびょう獣帯鏡じゅうたいきょうは希少性が高く、朝鮮半島や中国大陸との深いつながりを示し、東日本を代表する古墳出土品であるとして、国の文化審議会が3月に国宝に指定するよう答申していた。出土品は全て国の所有だが、県立歴史博物館が収蔵する。

 指定を受け、山本一太知事は「群馬県としてはこれほどうれしいことはない」と喜ぶ。8月に国から「群馬県立歴史博物館イノベーション文化観光拠点計画」が認定されたことを踏まえ、「計画を推進し、綿貫観音山古墳出土品の価値と魅力を世界に広く発信して、本県の発展に生かしていきたい」とコメントした。

 歴博は休館中で、3日から再開する。見学は事前予約制。

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