伊参映画祭20年 歴代受賞シナリオ 一冊に 制作資金募る
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映画祭の20周年を記念したシナリオ集の制作を目指す伊参スタジオ映画祭実行委員会

 毎年11月に群馬県中之条町で開かれる伊参いさまスタジオ映画祭が今年で20周年を迎えることを記念して、主催する実行委員会はこれまでの映画祭で実施してきたシナリオ大賞の歴代受賞作をまとめた「シナリオ集」の制作を進めている。来年3月の発行を目指して、上毛新聞社とグリーンファンディングが共同運営する「ハレブタイ」で、クラウドファンディングを始めた。制作資金として130万円を目標に募る。

◎「いさま」にちなみ目標額設定
 シナリオ集は過去の大賞全34作品のほか、映画化に当たっての受賞監督のエピソード、歴代審査員のコメント、映画祭20年の歩みも盛り込む予定。岡安賢一実行委員長は「読み物として面白いだけでなく、映画界を目指す若い人の参考にもなるはず。これからの映画界に良い影響を与える一冊にしたい」と支援を呼び掛ける。

 目標額は伊参の語呂合わせにもなっている。「映画祭の認知度はまだ低い」と岡安委員長。優れたシナリオを一冊の本にまとめ、より多くの人に存在を知ってもらう考えだ。

 募集は11月22日まで。支援は一口2000円からで、金額に応じた返礼品がある。完成したシナリオ集、来年の映画祭のチケット、来年の映画祭で自身の作品を上映する権利など、ユニークな特典も用意している。

 同映画祭は「山の中の小さくて大きい映画祭」をテーマに2000年に始まった。03年には若い映画人に制作の場を提供しようとシナリオ大賞を開始。中編、短編の2部門で全国からシナリオを募集し、受賞作の映画化も支援している。これまでに34本の作品が大賞に選ばれ、受賞者から商業映画監督として活躍する人も出ている。

 詳細はハレブタイのホームページ(https://greenfunding.jp/harebutai/)で紹介している。

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