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上毛かるたをテーマに、群馬県内各地でロケを行う映画「おかめきけ~群馬発! 上毛かるた奮闘記~」の製作発表会見が8日、群馬県庁で行われた。映画は来年4~6月に、かるたにゆかりのある場所などで撮影する予定。製作費の一部500万円を目指してクラウドファンディング(CF)で募るほか、主人公となる女子小学生を含むキャストを募集する。来年10月の公開を予定する。
◎「役札」頭文字がタイトル 来年秋公開予定
映画は、都内から県内へ転校してきた無気力な女子児童が、上毛かるたに情熱を燃やす同級生の影響を受け、県内各地の強者と戦いながら友情や地域愛を育んでいく物語。タイトルの「おかめきけ」は、前橋市、高崎市、桐生市、伊勢崎市、太田市を詠んだ「役札」の頭文字にちなんだ。
市民参加型の「まち映画」を手掛ける藤橋誠監督の29作目として、これまでの作品の各プロデューサーらでつくる「上毛まち映画製作委員会」が企画した。ロケ地は、役札の5市や、絵札に描かれている場所を検討していく。
藤橋監督は「かるたや地域との触れ合いを通じて未来を考える内容にしたい」と意気込む。今年は新型コロナウイルスの影響で上毛かるた競技県大会や予選会が中止になったことから、プロデューサーを務める阿野剛士さんは、「がっかりしている子どもたちや県民に明るい話題を届けたい」と話した。
約70分に仕上げる予定。11月に小学生から大人まで約20人のキャスト募集を始め、12月からオーディションを行う。今月12日から11月末まで、CFサイト「レディーフォー」で資金を募る。