ピカソや藤田嗣治などを展示 「榛名美術記念公園」が一般公開へ
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展示作品を説明する青木代表理事

 文化芸術振興を目的とする一般財団法人「榛名美術」(青木清志代表理事)が運営する美術施設「榛名美術記念公園」(群馬県高崎市下室田町)が4日、開設された。施設はピカソや藤田嗣治の油彩画などが並ぶ「美術の館」と、彫刻作品を展示する庭園「彫刻のもり」で構成。16~21日に招待者を対象にオープニングレセプションを行い、24日から一般公開する。

◎元は社員のために展示の作品「多くの人の目に触れてこそ」
 美術の館は油彩画や立体作品33点を収蔵。ピカソのリトグラフ(石版画)作品の「麦わら帽子のマリアテレサ」「想像の中の肖像」をはじめ、藤田嗣治のエッチング(銅版画)作品「パリの下町」などがある。彫刻の杜は、ギリシャから大理石を輸入して彫刻に仕上げたゼウスをモチーフとした作品を展示。作品は今後追加する予定という。

 同施設は清涼飲料水メーカーのハルナグループ(同市足門町)の名誉会長を務める青木代表理事(87)が約40年かけてコレクションした美術作品を一般向けに公開するもの。青木代表理事は30代の頃に大英博物館を訪れ、目にした彫刻作品に感銘を受けたことから、ジャンルを問わず作品を収集してきた。かつて居住していた建物を改修し、美術の館としてオープンした。

 同グループは、これまで社員の感性や創造力を高めようと、県内外の拠点5カ所に設置した「ちいさな美術館」に作品を展示してきた。作品を一般公開するのを前に、青木代表理事は「美術作品は多くの人の目に触れてこそ意義がある。作品の意図や歴史、背景を感じ取ってほしい」と話している。

 午前11時~午後5時。日月曜休館。入場無料。問い合わせは同施設(電話027-374-8084)へ。

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