よさこい動画 披露で縁 高知県警に伊勢崎境剛志小が寄せ書き
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伊勢崎境剛志小の6年生によるよさこい踊りの動画
高知県警の西森達也警部補と同校児童から届いた寄せ書き=10月、高知市(共同)

 群馬県の伊勢崎境剛志小の6年生が高知伝統の「よさこい踊り」を動画で披露し、高知県警に「応援してます」などと寄せ書きを送ったことが話題になっている。新型コロナウイルスの影響で運動会プログラムが縮小となり、よさこい踊りを発表できなかったが、同県警の警察官らが制作した踊りの動画を見て児童が奮起。体育館で感染対策を取って踊り、その感謝を伝えるメッセージだった。

◎高知県警の動画見て「やっぱり踊りたい」
 コロナ禍で高知の夏の風物詩、よさこい祭りの中止が決まり、同県警は7月、制服姿の警察官らが誘導棒や交通規制に使う「止まれ」と書かれた旗を持って踊る動画をYoutubeに投稿。再生回数約150万回のヒットとなった。

 一方、同校は9月に予定した運動会の規模を縮小し、10月に延期。これに伴って昨年度から実施していたよさこい踊りのプログラムは削られた。警察官らの動画を見た教諭が児童に紹介すると「やっぱり踊りたい」との声が上がった。9月に体育の授業を使い、児童58人が体育館で同県警の動画と同じ軽快な曲に合わせて踊り、同校ホームページに動画をアップした。

 児童らは同県警に「今年もみんなで踊ることができてよかった」「コロナで大変ですが、みんなで頑張ってよさこいを盛り上げていきましょう」などと書いた寄せ書きを送付。同県警本部は1階ロビーに飾り、人目を引いている。

 同校の橋本英明教頭(55)は「今年は児童が楽しみにしていたさまざまな行事が中止になってしまったが、子どもたちの活動が遠い高知や多くの人の心に届いてうれしい」と喜んだ。高知県警の動画を作った警務課の西森達也警部補(40)は「警察もよさこいを愛している姿を見せたかった。動画をきっかけに小学生と思いが一つになったのがうれしい」と話した。

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