みどり市「陶器と良寛書の館」来場者数低迷で休館 来月14日から
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休館が決まった「市立陶器と良寛書の館」

 公共施設の再編を進めている群馬県みどり市は、13日開かれた市議会総務文教委員会協議会で、同市東村沢入の「市立陶器と良寛書の館」を閉館する方向で地元関係者と協議していることを明らかにした。運営に協力している同館友の会(斎藤宏会長)は12月14日からの休館を了承した。

 同館は旧勢多東村出身の実業家、松嶋健寿さん(1914~95年)が収集した有田焼、九谷焼など陶磁器、良寛の扇、書など1164点と生家を同村に寄贈し94年10月、オープン。松嶋さんが負担して木造2階建ての生家を増改築し、1階に陶磁器、2階は良寛の掛け軸などを展示している。

 合併で同館を継承したみどり市は2009年、所蔵する良寛の書とされる11点を鑑定したところ、真筆は1点だけだったことが分かった。来場者は1998年度がピークで年間7000人超を記録したが、2011年度に1000人を割り込み、昨年度は555人。コロナの影響もあって今年度は10月現在、171人にとどまっている。

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