交流「新常識を」 映画「友達やめた。」で監督らがトーク 前橋
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制作時の思いを語る今村監督(右)と原さん(中央)

 生まれつき耳の聞こえない今村彩子監督と、アスペルガー症候群の友人「まあちゃん」の交流や心の葛藤を描いたドキュメンタリー映画「友達やめた。」のトークイベントが22日、前橋市の前橋シネマハウスで開かれた。今村監督と発達障害児者親の会「群馬子どもサポートだるまの会」の原真理子代表が、制作時の思いや映画の感想について意見を交わした。

 映画は、今村監督が他人の飲み物を勝手に飲むなど一般常識に従うことが苦手なまあちゃんとの関係に悩み、どうしたら仲良くできるのか考えようと、約1年半にわたって自分たちにカメラを向けて制作した。

 まあちゃんの行動を「仕方がない」と受け流していた今村監督が怒りを抑えきれず、ぶつかり合うシーンもある。今村監督は「監督としては葛藤しているヤマ場こそ撮らなくちゃいけないのに、まあちゃんと距離を置きたくて撮りに行けなかった」と制作時のジレンマを振り返った。同作品は12月4日まで前橋シネマハウスで上映している。火曜休館。問い合わせは同館(027-212-9127)へ。

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