《戦後75年》東宮鐵男と移民の政策紹介 前橋で早大名誉教授
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東宮と交遊のあった人物を紹介する小林さん

 戦前戦中に旧満州への移民政策を進め、「満州開拓の父」と呼ばれた旧宮城村出身の東宮鐵男かねお男に関する講演会が12日、前橋市大胡公民館で開かれた。早稲田大名誉教授の小林英夫さんが移民政策の背景や東宮に影響を与えた人物を紹介した。

 小林さんは、移民政策の背景に、1929年に起こった世界恐慌があったと指摘。都市へ出稼ぎに出ていた農家の次男や三男の職がなくなったことで土地の少なさが課題となり、移民への機運が高まったとした。

 「移民は東宮が単独で進めたわけではなく、仲間とともに計画した」と述べ、軍人の石原莞爾や農民運動家の加藤完治ら、交遊のあった人物を紹介した。

 群馬満蒙まんもう(まんもう)開拓歴史研究会(東宮春生代表)が主催する、小林さんによる連続講演の2回目。最終回は来年1月23日午後1時半から同公民館で開く。資料代500円、定員30人。

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