閉校の桐生女子高 思い出の校歌をオルゴールに 同窓生ら有志
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オルゴールの完成を喜ぶ(前列左から)小沢さん、金居さん、鈴木さん

 群馬県立桐生高との統合で今春、閉校となる桐生女子高の思い出を残そうと、同窓生ら有志が「校歌オルゴール」を製作した。幅広い年代のOGが力を合わせ、3種、400台のオルゴールが完成した。

◎くるみ材使用の30音階と木製、プラスチック製の18音階
 同窓生の小沢泉美さん(57)=桐生市川内町=が昨夏、同市末広町のオルゴール専門店「とおりゃんせ」を訪れ、店主の金居孝子さん(71)との雑談中に「思い出の母校の校歌をオルゴールにできたら素晴らしい」と夢を語った。

 同店は2006、07年度に卒業記念の校歌オルゴールを18音階で製作した実績があった。金居さんは「華やかな30音階のものも作りたい」と、樹徳高の音楽教諭、鈴木秀子さん(55)に協力を求めた。鈴木さんは編曲を快諾。5回の試作を経て、校歌のヤマ、サビが簡素に伝わる編曲とした。

 同窓会の了解も得て、昨年秋から製作と宣伝を本格化させた。賛同者が自然と集まってチラシを作り、予約集めが進んでいる。

 同校は1908(明治41)年開校で、卒業生は3万人余。校歌は、唱歌「春の小川」「ふるさと」などを手掛けた岡野貞一が作曲した。歌い出しの「花紫はなむらさきに匂ふ里」から「花紫オルゴール」と命名した。

 最高級のくるみ材使用30音階は2万7000円、木製18音階は5200円、プラスチック製18音階は2800円(いずれも税別)。3月1日発売。問い合わせは同店(電話0277-22-8777)へ。

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