ユニバーサルツーリズム普及促進 行政職員と障害者ら課題探る 渋川
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 障害の有無や年齢、国籍にかかわらず誰もが訪れやすく過ごしやすい観光地を目指し、渋川市は22日、同市伊香保町の旅館「塚越屋七兵衛」でユニバーサルツーリズム普及促進のワークショップを開いた=写真。県や市の職員、観光関係者ら約30人が参加し、障害当事者の意見を聞きながら課題を探り、解決の手法を考えた。

 コーディネーターを務めたDET群馬の飯島邦敏さんと細野直久さんは、車いすユーザーの立場で発言。宿泊施設や観光名所を事前にインターネットなどで調べる際に、「バリアフリーと言葉で書いてあるだけではなく、実際に車いすで利用している写真や動画があるとイメージしやすい」と指摘した。

 講師の大手旅行会社2社のユニバーサルツーリズム担当者はオンラインで参加した。「現地の情報が重要。観光団体などと連携して情報をどう伝えるかに力を入れている」「バリアフリーマップのほか、障害や病気の特性に合わせた情報を入手できる手段があると便利」などと話し、情報発信の重要性を強調した。

 飯島さんは「全ての段差をなくすのは難しくても、『お手伝いします』というメッセージがあると相談しやすい」と、心のバリアフリーの大切さにも触れた。

 「共生社会実現のまち 渋川市」推進事業の一環。高木勉市長は「多様な人が楽しめる温泉地だと、日本はもちろん世界に発信できるようにしたい」とあいさつした。2月に2回目を開く予定。

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