やんば天明泥流ミュージアム 4月開館予定 浅間噴火の遺物展示
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4月のオープンに向けて整備が進む「やんば天明泥流ミュージアム」

 群馬県長野原町が、1783(天明3)年の浅間山大噴火に関する展示施設「やんば天明泥流ミュージアム」(同町林)の整備を進めている。八ツ場ダム建設などに伴う発掘調査で出土した遺物を展示し、噴火時に発生した泥流にのみ込まれた周辺住民の暮らしを読み取れる内容とする。4月3日のオープンを計画し、火山学習の新たな拠点としても活用する。

 展示するのは約500点で、県埋蔵文化財調査事業団や町教委が1994~2019年に水没地区や移転代替地、国道などの工事の際に行った発掘調査で出土したもの。

 噴火による「天明泥流」の被災地域の住民が使っていた食器や農機具、装飾品のほか、発掘された縄文時代や平安時代の土器、石器も並べる。泥流被害を今に伝える常林寺の梵鐘ぼんしょうを、これまでの展示会場だった浅間火山博物館から移す。

 館内には体感シアターも設け、コンピューターグラフィックス(CG)を活用した映像を上映する。調査成果に基づき、当時の村落の景観や人々の暮らしをよみがえらせる。

 同施設は、地質学的な見どころの多い自然公園「日本ジオパーク」に認定された「浅間山北麓ジオパーク」(同町、嬬恋村)に関連する施設にも位置付けられている。町教委は「天明3年の噴火当日の様子も知ることができ、火山学習の場にもなる」としている。

 町によると、事業費は約20億円で、利根川・荒川水源地域対策基金を活用。一般開放する展示スペースは約800平方メートルある。町民限定のプレオープンを3月26、27の両日に予定している。

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