「山田」「廣山」郡名示す奈良期の瓦、みどり・天神遺跡で出土
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古代の郡名「山田」が記された瓦(みどり市教委提供)

 2022年春に開校するみどり笠懸西小(仮称)予定地の天神遺跡を調査していた群馬県のみどり市教委文化財課は19日までに、奈良時代に焼かれた「山田」「廣山」と記された古代瓦が出土したと発表した。近くには8世紀前半とみられる山際古窯跡があるが、古代の山田郡を示す瓦が窯跡の近くで見つかったのは初めて。上野国分寺に献上する目的で焼かれ、利用されなかった瓦の一部とみられる。

 市教委は昨年8~12月、天神遺跡で約6800平方メートルを調査。他に縄文時代の落とし穴14カ所、奈良・平安時代の竪穴住居22カ所を確認した。

 萩谷千明岩宿博物館長は「廣山は広沢と山田を合わせた地名の可能性がある。古窯跡から南へ300メートル地点と、近接した場所から見つかった意味は大きい」としている。

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