ぐんま史料ネット 郷土誌発行へ始動 玉村で勉強会
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角渕地区を歩いて回る参加者

 地域の歴史を、地元住民と研究者が一体になって継承することを目指す「群馬歴史資料継承ネットワーク」(ぐんま史料ネット)は20日、群馬県玉村町角渕公民館で勉強会を開いた。住民団体の玉村歴史塾(菅沢正三代表)のメンバーと同ネットの関係者計16人が周辺の寺社などを巡った。来年3月の郷土誌発行に向けて本格的に動き始めた。

 歴史塾は普段、町の古文書の解読などに取り組む。メンバーの関根健一さんの案内で、同町の角渕八幡宮はちまんぐうや烏川堤防、本泉寺などを歩いて回った。今後は、両団体が月1回ほど集まって調査を進め、「大字角渕誌(仮称)」の編さんを進める。

 同ネットは県内の研究者らが昨年7月に設立した。災害からの古文書保全、歴史講座の開催、新たな歴史資料の発見などを目的としている。研究者だけでなく、住民の視点や知識を生かした書物を作ろうと、「大字角渕誌プロジェクト」を企画し、同塾に参加を呼び掛けた。代表を務める県立女子大の簗瀬大輔准教授は「住民と研究者、双方の持つ良さを融合した書物にしたい」と話した。

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