《支局ルポ》手軽で密なく爽快感 みなかみ エアボードで滑走
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滑走前には乗り方のコツや注意点を丁寧に指導してくれる
雪の斜面を勢いよく滑走できるエアボード

 エアボードは、空気で膨らませたボードにうつぶせの状態で乗り、ゲレンデを滑走するアクティビティー。これまでゲレンデとはほとんど無縁な人生を送ってきたが、これなら自分にもできるかもしれないと思い立ち、群馬県みなかみ町の水上高原スキーリゾートで半日ツアーを申し込んだ。

 もちろんスキーウエアなど持っていないため、ウエアとスノーブーツをレンタル。ゴーグルと手袋はホテルの売店で購入した。地元アウトドア会社「MAX」の小柿剛さん(46)の案内で、早速ゲレンデへ。

 ボードは片手で持てるほどの重さで、アウトドアアイテムらしくデザインも格好良い。ボードの左右に手で握るためのハンドルがある。

 ゲレンデでまず練習したのは止まる方法だった。ボードを前に押し出すようにして全身を雪面に落とすことでブレーキをかける。これは簡単。次は左右への曲がり方だ。左右に体重移動することでボード底面にある3列の溝が機能し、曲がることができる。30分ほど練習して、いざ滑走へ。

 ゲレンデの途中で集まりながら、数回に分けて下まで降りていく。「スキーやスノーボードのお客さんもいるので、衝突しないように気を付けて」と小柿さん。先にスタートした小柿さんの後を追い掛けるように滑り出した。思ったよりも速い。

 実際にはそこまでスピードが出ていないはずだが、視線が雪面に近い上に、滑走する振動が体に直接伝わるため、体感速度はかなり速い。最初の滑走から「楽しい」。

 スキーやスノーボードだと楽しく滑るには時間をかけて練習する必要があるが、エアボードは開始30分ほどで爽快感を得られる点、お手軽だ。

 最後は下まで一気に滑り降りられるようになり、ツアーは終了。小柿さんは「スキー場は屋外だし密にもなりにくい。今の時代にリフレッシュするにはちょうどいい場所」と話していた。

 日常生活では活動自粛が求められる中、久々に体を動かし、充実した時間を過ごせた。また体験することがあれば、替えの下着を持って行こうと思う。(沼田支局・高野誠也)

 【メモ】 約2時間のコースで、リフトやガイド料込み8000円。参加は中学生以上。水上高原スキーリゾートでは他にも、犬ぞり体験やスノーラフティングなどのアクティビティーを提供している。


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