群馬県庁でアートオークション 芸術家の自立を支援 全出品作が落札
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札を掲げるオークション参加者

 群馬県主催のアートオークション、「アートインキュベーション32」が27日、県庁32階の動画・放送スタジオ「ツルノス」で開かれた。出品作品を求め、約30人の愛好家が入札合戦を繰り広げた。

 アーティストの自立を支援するため、県が同オークションを企画した。応募があった90点のうち、草津白根山の景色を題材とした作品など21点の絵画が出品された。

 落札希望者は現地参加のほか、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」や事前入札形式でオークションに参加した。オークションの開始価格は1万円で、落札金額は全額アーティストが受け取る仕組みにした。

 オークションが始まると、オークショニア(競売人)が提示する価格に対し、落札希望者が「パドル」と呼ばれる札を掲げて意思表示。価格が高騰すると、会場から「おおー」と歓声が上がる場面もあった。

 出品作品は全て落札された。最高落札額は鶴をモチーフにした作品で、16万円の値が付いた。

 参加した男性は「これまでオークションに参加するきっかけがなかったが、アートインキュベーションがいい機会となった」と話した。

 オークションの様子は収録され、県公式ユーチューブチャンネル「ツルノス」で公開される予定。

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