碓氷峠越え証言 フィルムを上映 安中・鉄道文化むら
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碓氷峠越えで活躍した「EF63」の車庫で上映されたショートフィルム

 ショートフィルム「横川のまちに汽笛は鳴り止(や)まない」の一般向け上映会(群馬県安中市観光機構主催)が28日、旧国鉄(JR)信越線の横川機関区跡地にある碓氷峠鉄道文化むらで開かれた。参加した約30人が、急勾配の難所の碓氷峠越えを支えた元機関士の証言を聞きながら、峠の歴史に思いをはせた。

 ショートフィルムの制作は、同観光機構の上原将太さんが企画。上原さんの祖父で元機関士の芳徳さん(87)ら4人の証言を、当時の映像や鉄道文化むらの展示車両、鉄道遺跡の映像を交えて紹介している。

 フィルムは、碓氷峠で活躍した電気機関車「EF63」の車庫にスクリーンを設置して上映した。上原さんは「家族の歴史も知ることができた。皆さんと峠の歴史を共有したい」とあいさつした。高崎市の猪瀬慶久さん(36)は「『汽車は生きもの』という言葉が印象に残った。歴史の流れで機関士が配置転換などを迫られた状況は今に通じる」と話した。

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