十代目松本幸四郎さん襲名記念和菓子 群馬の3職人が優秀賞
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写真上から高野さん、大木さん、東山さんの和菓子

 歌舞伎の十代目松本幸四郎さんの襲名を記念した全国の和菓子コンクール「わがしばなし」で、群馬県内の和菓子職人3人が優秀賞を受賞した。四つの菓子を組み合わせ、それぞれが独自の「勧進帳」の世界を表現した。

 受賞したのは新妻屋(前橋市)の高野善明さん(41)、鉢の木七冨久(高崎市)の大木貴代さん(41)、舟定(桐生市)の東山迅児じゅんじさん(47)。コンクールは全国和菓子協会の協力で味の素AGF(東京都)が主催した。和菓子に合うコーヒーを販売する同社が募集。全国の56店から応募があり、実際に幸四郎さんが食べて審査した。

 3人は演者の衣装や舞台の幕、扇や拍子木からイメージを膨らませ、種類の違う四つの菓子で表現した。

 歌舞伎の動画を見て構想を練ったという高野さんは「色の使い方を工夫し、手応えのある菓子ができた。とても勉強になった」と振り返る。

 大木さんは、幸四郎さんが初めて勧進帳で弁慶を演じたのが自分と同じ41歳だと聞いて発奮した。「受賞を励みに修業に励みたい」と意気込んだ。

 茶菓子の注文を受けることが多い東山さんは「お茶の先生に菓子作りの技術を鍛えてもらったようだ。成果が出せてうれしい」と話していた。

 3人の和菓子は各店で限定販売している。コーヒーとセットで1912~2500円。

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