「イズミ」忘れない 伝統工芸士高橋さんがゾウの刺しゅう画寄付
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 群馬県ふるさと伝統工芸士で、桐生市東の横振り刺しゅう作家、高橋淑子さん(70)が、桐生が岡動物園で飼育され、昨年4月に死んだアジアゾウ「イズミ」を描いた刺しゅう画を同市に寄付した。同市役所1階のエレベーター横に展示され、市民が生前の元気な姿を思い出している=写真

 イズミは1955年にタイで生まれ、64年に桐生にやって来た。半世紀以上、園のアイドルとして親しまれ、昨年4月にアジアゾウの雌では国内最高齢の推定61歳で死んだ。

 刺しゅうの題名は「岡公園のイズミちゃん」で横約60センチ、縦約50センチ。えんじ色の別珍にイズミの姿を表現し、「イズミちゃん 今までありがとう 千の風になって 野山をかけまわって下さい。」とつづられている。

 親子孫の3世代で、イズミの姿に癒やされたという高橋さんは「感謝を込めて制作した。作品を見てイズミを思い出してもらえたらうれしい」と話す。

 午前8時半~午後5時15分。土日祝日休み。

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